テクノロジーによる健康改善を目指す企業は数多くあり、遠隔医療や治療用アプリ等様々なアプローチがありますが、VRを用いて健康改善を目指す企業も世界中に存在していますが、今日はその中から一つの企業のサービスを紹介したいと思います。
スウェーデンのスタートアップのViroteaは、高齢者や身体の不自由な人が部屋を出ることなく世界を探索できるようにする先駆的な仮想現実(VR)サービスを提供しています。VRは多くの面でヒトにプラスの影響を与えると考えられています。例えば、VR体験はドーパミンとセロトニン受容体を刺激し、欲望、喜び、やる気を引き起こします。
Viroteaは国連のAgenda 2030 – Goals to reach health and prosperityのGoal number 3: Good Health and Prosperityを達成する為に、テクノロジーによる健康改善を目指している様です。
このサービスはまだ医学的治療として承認されておらず、完全な臨床試験は実施されてはいない様ですが、このコロナウイルスの中、世界を仮想とはいえ旅できるのは素晴らしいと思います。
このサービスは日本で使用することはできない様ですが、今後日本でも使用できるこの様なサービスが出てくることに期待したいと思います。
参考
Upptäck VÄRLDEN med ViroteaVR– utforska din omvärld utan att lämna rummet
https://virotea.com/
目標3: すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sustainable-development-goals/goal-3-good-health-and-well-being.html
VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学 (文春e-book) 文藝春秋
VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル 翔泳社
VRゴーグ
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