SARSのパンデミックの時には迅速診断キットの開発に約6か月かかりましたが、COVID-19テストキットはその正確性はさておき数週間で利用可能ものが世の中から出てきました。これには科学の進歩、科学のリソースの割く量の違いはあると思いますが、かなり早いと言えると思います。
現在のCOVID-19検査は大きく分けて3種類のものがあり、RT-PCR、迅速テストキット、CRISPR を使用したものがあります。
RT-PCRは現在、COVID-19検査として世界中で使われているもので、逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応を使用した検査であり、適切に検査を運用できれば感度特異度ともに90%と信頼性が卓偉検査です。問題点は検査が難しく、コストと時間がかかることです。
迅速テストキットは、ウイルスの抗体を使った反応を用いて検査を行うことで、検査の時間が短いことが利点として挙げられます。問題点としては検査するタイミングが抗体ができた後でなくればならないこと、また検体中の抗体の量が少ない場合は偽陰性を呈する可能性があります。また、迅速検査キットはRT-PCRほど正確ではないとうい問題点があります。
遺伝子編集ツールCRISPRを使用してSARS-CoV-2を検出を目指すという試みも行われています。Sherlock Biosciences 、Mammoth Biosciencesがこの検査の開発を行っています。
Sherlock Biosciences
Sherlock Biosciences
Mammoth Biosciences

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Reading and writing the code of life.
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