はじめに
私は時計が苦手なので、スマートウォッチは使っていいないのですが、去年のデータでは日本人の18%程度がスマートウォッチを持っている様です。充電頻度や日本では取れるデータの問題もあり日本ではまだまだ十分広まっていないのかなと思いますが、世界のデジタル医療の業界ではウェアラブルは一つの大きなテーマになっており、今後の公衆衛生の向上にはスマートウォッチ等のウェアラブルモニタリングは必須になってくると思います。
日本でも、5月25日付でアップル社が医療機器外国製造業として認定されたこともあり、日本でもスマートウォッチ等のウェアラブルモニタリングはもっと盛んになるかもしれません。
今回はそんな、スマートウォッチを進化させる可能性がある粘着フィルムに関する論文が、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)から出されたので紹介したいと思います。
論文に関して
YICHAO ZHAO, BO WANG, HANNANEH HOJAIJI, et al. A wearable freestanding electrochemical sensing system. SCIENCE ADVANCES20 MAR 2020 : EAAZ0007
論文の内容をざっくりとまとめると、汗に含まれる化学的性質を通りて、体内で起こっていることのリアルタイムでモニタリングするための使い捨て粘着フィルムに関する技術に関する論文です。粘着フィルムの肌に触れる側が汗の化学的構成を収集して分析し、時計に面した側でこれらの化学信号を電気信号に変換し、読み取り、処理して、スマートウォッチに表示できる様にできる様になった様です。将来的にはグルコースや乳酸を測定できることを目指している様です

日本ではまだまだなイメージがあるスマートウォッチですが、今後様々な技術の進歩でスマートウォッチによるウェアラブルモニタリングが日本でも一般化するといいなと思います。
参考
スマートウォッチの所有率は18.0%、よく利用する機能は「通知、歩数計、消費カロリー」、スマートスピーカーの所有率は14.7%、よく利用する機能は「音楽視聴、天気予報、アラーム」

Share of individuals who have access to a smartwatch in their household in 2020, by country

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