COVID-19関係で海外のニュースや英語論文を見る機会が増えていると思いますが、最近流行りの翻訳エンジンを紹介したいと思います。
今までは、日本語翻訳エンジンと言えば、Googleが開発したGoogle翻訳や株式会社みらい翻訳のみらい翻訳などが有名でしたが、ドイツのスタートアップのDeepLが提供している機械翻訳サービスを紹介します。もともとは2017年8月29日から英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポーランド語、オランダ語からサービスが開始された機械翻訳の翻訳ツールで、2018年12月5日にロシア語とポルトガル語、2020年3月19日に日本語と中国語に対応しました。DeepLは機械翻訳の良し悪しを示すBLEU(bilingual evaluation understudy)スコアで最高記録を記録しています。
現在の日本語の翻訳精度は肌感で申し訳ないのですが、Google翻訳より上だと思います。特に、医学系ではDeepLが上かなと思います。
DeepL Proでは、翻訳支援ツールやAPIが使用可能で今後の翻訳に関してはgoogle翻訳とDeepLの2強になるかなと思います。DeepL APIでは翻訳済みのテキスト100 万文字あたり¥2,500の様です。Google翻訳では何パターンか料金プランがありますが、$20/100 万文字の様です。料金はほぼほぼ同じですね。
DeepL(ディープエル)について
DeepLは、ディープラーニング(深層学習)を軸に、ドイツのケルンで言語向けの人工知能システムを開発しています。 DeepLの前身は、世界初となる訳文検索エンジンを公開したLingueeです。 2009年にLingueeが設立されてから、Lingueeの利用者は10億人を超え、100億以上の検索結果を提示してきました。
https://www.deepl.com/publisher.html

ぜひ一度試してみてください。
参考
みらい翻訳

英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書) 旺文社

AI時代の翻訳に役立つGoogle活用テクニック

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