セレンとCOVID-19

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Pete LinforthによるPixabayからの画像

中国における低セレン濃度とCOVID-19死亡率の間に相関関係が見られたという報告がAmerican Journal of Clinical Nutritionで発表されました。日本では、セレンが魚の血合いに多く含まれることから魚の血合いを食べることがCOVID-19対策になるのではというニュースになっていました。論文の内容では、中国におけるCOVID-19の治癒率と過去に調べられたセレンの摂取量から関連性を導いています。このベースにはかつて中国北東部の地域で風土病としてセレン欠乏を原因とするものがあり過去にセレンの摂取量を調べていた様です。

湖北省内のCOVID-19治癒率が13%で、他のすべての省の場合(41%)よりも大幅に低いことが発見され、しました。しかし、湖北省の都市である恩施は、36%というはるかに高い治癒率を示しました。特に恩施はセレンの摂取量が多く、1960年代にセレンの毒性が観察されたことで有名です。恩施のセレン摂取量は2013年に1日あたり550 µgと報告されています。中国には世界で最も低いセレン状態と最も高いセレン状態の両方の地域があることでこの研究が成立した様です。

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A correlation was found between cure rate and selenium levels. (Source: The American Journal of Clinical Nutrition)

これらのことから、セレンとCOVID-19との間の関係性が見られた様です。

文献

Association between regional selenium status and reported outcome of COVID-19 cases in China
Jinsong Zhang, Ethan Will Taylor, Kate Bennett, Ramy Saad, Margaret P Rayman
The American Journal of Clinical Nutrition, nqaa095, https://doi.org/10.1093/ajcn/nqaa095

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